EMブレンドエサ・作り方

原価は原料によりけりですが、大体1kg¥500〜¥1000になると思います。詳しくは最後に説明します。
自家製腐葉土などを使う 発酵餌より、手間や失敗のリスクが少ないのが特徴です。

◎用意するもの
穀類
コーン(圧ベンメース)、炒り大豆、お好み豆(ミックス豆)・ウズラの餌 (ハトの餌でもOK)
EM-1、糖類(糖蜜・黒糖・三温糖・砂糖…の順におすすめ)
あれば、ミネラル類として にがり少々。これは無くても良い。
 糖類とにがりはEMのエサとなります。しかし、糖分が強いと エサとしてどうかと思うので
 EMぼかしを作る時より、糖類の量は半分位にしています。


用具
ミルサーやコーヒーミルなど、穀類を粉砕する機械。(100%うずらエサで作る場合は不要)
ふるいもしくはザル(粉を食べる仔の場合も1つは用意して下さい)
天日干しに使う紙(新聞紙など印刷物はインクが付くのでダメです)もしくは、ビニール
シート。

入れ物など
口の大きい入れ物。海苔の容器など便利です。特に小さいヤツ あれば重宝します。
(画像の大きい容器で1.5kg・乾燥時1kgまで、小さい容器で500g・乾燥時400gまで作れます)
攪拌する棒(2つに割っていない割りばしとか、菜箸とか。重たいので、弱い素材の物は折れます)
EMは呼吸するので、完全密閉タイプの ガラス瓶はよくないと思われます。

キッチンスケールや計量スプーンも無いと、多分困ります。



◎作り方 (約1kg/乾燥後850g)

1.穀類、うずらエサを850g用意します。
粒エサしか食べないご家庭の場合、ザルは1mm(裏ごし器)・3mm・4mmの3種ご用意下さい。
粉砕器で5〜10秒砕いては3mmのザルで漉し、残ったのを再び粉砕…を繰り返して下さい。
3mmのザルはなかなか無いので大変です。(私はキャン☆ドゥで買った、小さいザルを使っています)



2.300cc位入れば何でも良いのでてきとーな入れ物に 水200cc、EM-1・40cc、糖類小さじ4杯(20cc)を良く混ぜます。

3.1kg位入る口の広いエサ入れを用意します。1.を入れ、2のEM-1混合液を注ぎ 丈夫な棒でぐりぐり混ぜます。


4.大量の「だま」が出来ます。予め砕かないといけないので、4mmのふるいにかけ だまはスプーンなどでつぶします。
 (この時の匂いは、黒糖ピーナツのような匂いです)


5.程良くなったら入れ物に戻し、ふたをします。40℃までの温かい場所に置き、1日1回以上振り混ぜて下さい。
 温度の高い場所だと発酵は速いですが、攪拌の回数が増え ちょっとでも混ぜ忘れると放線菌が張ってしまうので40℃までが無難です。
 高温の日は特に 混ぜ忘れると、白い放線菌が出ます。気になる方は廃棄して下さい。
 私はEM-1と水を少し入れて混ぜ、発酵し直して使っています。問題は起っていません。

夏場は1週間、冬場は2週間発酵させます。(発酵してくると、甘酸っぱいような匂いになります)



6.天気の良い日に 天日干しにします。完全に乾かさないと、黴びやすくなりますので注意。
 四隅には重石を置いて下さい。敷物が飛ぶと、被害甚大です…風の強い日も避けて下さい。飛びます、色々…(^^;
 何回かかき混ぜて 下の方も乾くようにして下さい。季節によってかかる時間が違うので、カンで…
 ドライヤーなどを使っての乾燥は、飛び散るので大変です。天日干しの方が良いです。乾いたら、完成です。
(甘酸っぱいような漬物のような妙な匂いがします。部屋の中での乾燥は、家族のひんしゅくを買うのでやめましょう)


  袋1つ250gです。 袋だけで5g。
つぶしか食べない仔用に、1mmのふるいにかけたり 加工はご自由に…
うずらエサ100%で作っている場合は、それを主食にしても差し支えありませんが 穀類中心の場合タンパク質不足になります。
ヒナ用のエサは、この1mm以下の粉の部分を30%、ラウディブッシュブリーダーを粉末にしたもの70%に
ビール酵母、カルシウムパウダーなど気持ちばかり入れたモノです。(クロレラの粉末もあれば入れています)


  うちのウズラブレンドエサは、これにペレット類・皮付きエサ・フィンチ用白ボレー・ビール酵母・カルシウムパウダーを
  混ぜています。なぜかクッキーみたいな、美味しそうな匂いになります(^^;
完成時の重量は、きちんと乾燥出来ていたら 最初の穀類の量とほぼ同じになります。

完成品の賞味期限は、カビなどの異常が出なければ 2ヶ月はもちます。
ただ、乾燥が足りないと カビ(緑とか青いの)が出たり、放線菌が出て白くなる事があります。ご注意下さい。
(カビが出たら、問答無用で廃棄です。食べさせてはいけません)

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※何も用具等が無く「0」から用意する場合は、結構出費があります。
入れ物だけは、根性で用意して下さい。海苔のプラスティックボトルが良い感じでした。
攪拌用の棒・計量スプーンも、どこからなりともご用意下さい。(買えばどちらも¥105であるかと…)

一例として値段を挙げると(私と同じ原料の場合)

うずらエサ 650g ¥238
お好み豆(MIX豆) 800g ¥414
炒り大豆  120g ¥273
圧ベンメース 450g ¥209

EM-1 1000ml ¥2100
糖蜜 ¥450〜¥840
三温糖1kg ¥100〜¥300

コーヒーミルやミルサー(5分モーター推奨) ¥2000〜¥20000
ふるいもしくはザル 1つ¥105 (うちのは4種とも¥100ショップモノ)

にがり ¥500〜¥1000位
カルシウムパウダー(人間用サプリメント)お徳用 ¥945
ビール酵母 ¥400〜¥1000位
クロレラ(ダイ○ーの、ボトルタイプを粉末にする・量は少ない) ¥210
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